B37 地上に舞い降りた守護天使

ヴァイオレットブルー


風に吹かれチリンチリ〜ンと涼しげな音色の風鈴。

グラス一杯に冷たい水を注ぐとたくさんの水滴ができ

その水を頂くと、ほてった身体に流れる冷たいエネルギー。

五感を使って涼を感じると、

脳にまで涼しさを届けられる。


日本には、24の季節があります。

えっ?!と驚かれるかもしれませんが、

1年を春夏秋冬の4つの季節に分けるこれを

「四季」と言っています。

そして、さらにそれを6つに分けた期間を

「二十四節気」と呼びます。

昔の日本では、中国の暦を取り入れて

月の満ち欠けに基づいた「太陰暦」が使われていたのですが、

年ごとに季節にズレが生じるため、

太陽の運行をもとにした二十四節気を考え出し

美しい言葉で表現しています。

言葉から鮮やかな季節の情景が浮かんでくるようです。

いつも何気なく使っているカレンダーの暦にも

昔の人々の生活の知恵や、自然に対する思いが込められている。

季節ごとに変化する山々の色合いや、

食卓に並ぶ“旬”の食べ物。

季節感のある食事には身体の毒素を取ってくれる役割がある。

そんな美しい日本の美徳。

ただ単に見せかけばかりの美しさではなく

日本人がもともと持っていた言葉の文化は

五感で美しさを感じ、

私たちが必要としている心の糧。

自分の心にも、そして自分の周りにいる大切な方へも。

日本の季節の美しさ、インスピレーションから生まれる

美しさは心の豊かさです。

神さまへの感謝、インナービューティーのはじまりです”